カテゴリー
Culture
良書探究会
勉強会
テキスト
投稿日
Sep 17, 2024
keiriチームの藤田でございます。
ここに記事をはじめて書かせていただきます、ドキドキ。。。
それでは早速、2024年9月2日に開催された「良書探究会」に参加した際の感想・レポートを発表いたします!
 
↓↓和やかな会の風景↓↓
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良書探究会って何?って思いますよね。
この会は社内の有志が集まり「人のおすすめの本を読んで、感想を言い合いましょう!
という、とても楽しい集いなのです。
すでに83回!も続いている、歴史ある会です(私は参加2回目で、新参者でございます)。
 
今回の課題図書は事業本部長の濱野さんの推薦、影山知明著「ゆっくり、いそげ」です。
サブタイトルは「カフェからはじめる人を手段化しない経済」。
 
まず、タイトルがいいなぁ、というのが私の第一印象。
えっ、どっち?と、ツッコミを入れたくもなりますし。
 
さて、この会はお昼休みの1時間で開催され、それぞれ感想を発表します。
事前に感想を投稿できる場があり、発表を聞きながら投稿された感想も読む…という非常に頭の中が忙しい時間でもあります。
実は私、読んだ本の感想を発表するなんていつぶりぐらいだろうという状態でした。
もしかしたら大学…いや高校生以来だったかも。…社会人でもあったかな?
小心者ですので「なんだこの感想…コイツ、考えが浅いな」とか思われたらどうしよう、と内心びくびくもしていました。
でもいざ参加してみると、自分の視点とは全く異なった他者の視点での感想に目から鱗が飛び出る感じ!内心びくびくも、夢中で人の感想を聞いていたらどうでもよくなりました。
だって人の視点って自分と違いすぎて面白い!
私が読み飛ばしていたところに大注目していたり、同じ本を読んだとは思えないくらいの考察をしていたり…。
 
そんな沢山の視点を持つ参加者の感想のごく一部を、独断と偏見で以下に取り上げさせていただきました!
 
  • コンビニ弁当作ってる人に謝れ。コンビニ弁当にも人間が関わってるんだぞ。
注:本の中でコンビニ弁当は美味しくない云々のくだりがあり、それに対しての感想。
そうよね、その通り!私は読み飛ばしちゃったけど、ちょっと言い過ぎでしたよね。
 
  • 経済というものを知り尽くした著者が故に、力を抜いて経済を捉え、しかも実践に移し検証したことが記された書籍でした。
語彙力のある感想で羨ましく思いました。こんな風に書籍を言語化できるのが素敵…!
 
  • 様々な人(あるいは組織)と人の関わり方、そこにおける価値の交換といった日常のありふれた事象を見事に言語化しているだけでなく、カフェ運営を通して仮説検証を行っている(あるいは実践を通して言語化している)ところに大きな価値がある。
そうなんです、この本は言語化がすごいのです!…この感想の言語化もすごいです!
 
  • この著書を見て経営方針を志してカフェを開業したらほぼ潰れるだろうなとも思った。
確かに…その通りと思いました。人件費・地代家賃・水道光熱費がかかる現実の話はなかったですね。
 
  • 現状、腑に落ちずモヤモヤしてる部分も多いですが、まずはモヤモヤを感じることが大事な気がしてます。
本の内容のすべてを肯定できないですよね。モヤモヤ、大事。
 
  • 利益とやりたいことのバランスを考えなくていいくらい、利益出したい!
この本を読んでそう思うってたくましい。あなたについていきます!って何故かつい思ってしまう感想でした。
 
  • 自分の会社の上層部が、しかも濱野さんがこの本を薦めてくれたのが個人的にエモだった。
同感です。エモ。
 
  • Fusicはまさしくこの瀬戸際にいるような感覚があります。
  • Fusicの強みのある側面を言語化してくれた気がします。
※本の内容とFusicの状況とを比較しての長文感想の一部。
深すぎる思考。洞察力に感動しました。頭の中身を取り換えてほしい。
この思考能力で世の中を見てみたくなりました。
 
  • この文章が!って抜粋する感じではないんだけど、いろいろと考えるきっかけになった。
そうかも…でも確かに考えるきっかけを沢山与えてくれましたよね!
 
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上記は私が切り取った、参加者の感想のものすごい一部分です。
感想の書き方も、みんな違くてみんな素晴らしい。
本の詳細な中身については省略させていただきます。是非お手に取ってみてください!
 
私にとって「ゆっくり、いそげ」は、この会がなければ手に取ることはなかったであろう本です。
勧められてはじめてタイトルいいな、とは思ったけど本屋さんでは素通りしてしまったでしょう。
でも読んでみて、著者の社会への前向きな姿勢が見て取れて、つられて私も前向きになれた気がしました。
著者の影山さんという方は物事のダークサイドを見つめながらも、ブライトサイドに目を向けて、どうすればよりブライトサイド寄りになるかをずっと考えてきた強い人なのではないかと、個人的に影山さんにとても好感を持ちました。
この本を読めてよかったなと思い、推薦してくれた濱野さんに感謝。
良書探究会にも感謝です!
 
このように良書探究会は率直な感想を言い合える、とても楽しい会です。
経営陣メンバーも参加されていて、ちょっぴり緊張感もある貴重な時間を過ごすことができます!
少しでも興味が沸いたら参加してみてはいかがでしょうか。是非!
 
★過去の様子はこちらからどうぞ↓
 
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