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オープン社内報
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投稿日
Sep 5, 2023
こんにちは、株式会社Fusicにアスリート枠で採用された(まんざら嘘でもない)の事業推進部門の髙橋です。
 
この度、2023年8月2日から8月11日にかけて開催された「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」へ出場してきたので、出場までのプロセスと結果をオープン社内報で書かせてもらいます。
 
世界マスターズ水泳選手権とは、世界約100カ国から9,000名を超える元水泳選手が参加し、5歳ごとの年齢区分で競い合う世界最高峰の大会です。
そんな世界大会が、2021年に「世界水泳選手権2021福岡大会」と共に開催されることが決まったのが2016年2月。コロナによる2年の延期を経て、今年ついに開催されました。
 
「世界マスターズ水泳選手権2023九州大会」への道のり
思い起こせば2017年、この大会への出場を目標に掲げ、仕事後や休日を利用して週5日~6日のトレーニング、食事や身体の管理など、約6年間もの間、努力を積み重ねてきました。コロナで延期になったので本番までおよそ6年、なんて長いプロジェクト・・・。
 
ただ努力の甲斐もあって国内ランキングは年々、上位に近づいていきます。
 
2019年、初めて出場した全国大会「日本マスターズ水泳選手権」で2種目・銅メダルを獲得。
コロナによる大会中止期間を経て、2021年に出場した「日本マスターズ水泳スプリント選手権」では4種目で金・銀・銀・銅メダルを獲得。
 
全国大会で入賞できる実力と自信を得た事で、「世界マスターズ水泳選手権への出場する」という目標は、「世界マスターズ水泳選手権で入賞する」へ変わり、さらに辛く厳しいトレーニングで追い込んでいきました。
 
しかし、日々のトレーニングの無茶が祟ったのか2022年8月から12月にかけて肺炎、ヘルニア悪化、コロナ罹患、トレーニング中に負った頭部7針縫う怪我、肩の炎症と・・・次々に悪い事が続き、大会開催まであと9ヶ月というタイミングで「世界マスターズ水泳選手権で入賞する」どころか、国内ランキング上位に入る事も難しい状態に。
 
とくに肺炎とコロナの影響は大きく、有酸素系の能力低下が顕著で、思うように練習ができず、レースでもパフォーマンスが発揮できない状態が続きました。
 
そこで勝負する種目を短距離にしぼり、トレーニング方法を見直した事で、世界マスターズ水泳選手権が開催される2023年には、50m・100mバタフライで国内ランキング4位、50m・100m自由形で国内ランキング8位をマーク。
 
なんとか日本の上位選手として世界と戦える状態で「世界マスターズ水泳選手権」を迎えられました。
 
あたたかい応援!でもプレッシャー半端ない!株式会社Fusic応援団
「世界マスターズ水泳選手権」への出場は私個人の活動なのですが、2023年5月に株式会社Fusicへ入社した時から出場を宣言していた事もあり、開催が近づくにつれ会社の皆さんがコンディションを気にかけてくれたり、一緒にランチへ行く際は身体に良いものを選んでくれたり、あたたかい応援の声をかけてくれたりしました。
 
それだけでも十分にありがたいのですが、なんと私に内緒でオリジナルデザインの応援タオルまで制作してくれていました!
 
「Go!Takahashi」の文字と一緒に描かれた右側のシルエットは、私が中学水泳部で指導している様子がテレビやWebニュースで紹介された際の写真を使ってくれています。
 
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株式会社Fusicでは求める人材像にあるように、仕事も遊びも、とことん夢中に、人生を楽しむヤツはかっこいいという「夢中なヤツ!」をリスペクトしてくれる文化があるので、みなさんが関心をもってくれるのですが、ここまでくると入賞しなければというプレッシャーが半端ないです(笑)
 
ちなみに「世界マスターズ水泳選手権」本番では、家族やパートナーを伴って応援タオルをもって応援に駆けつけてくれたり、社内の大型モニターでオンライン応援をしてくれたりと、あたたかい声援をおくってくれました。
 
レースを泳ぎ終えた私が、プールサイドからスタンドを撮影した様子がこちら。
息も絶え絶えで、カメラのブレが酷いです(汗)
 
 
きっと「世界マスターズ水泳選手権」の会場で、一番目立つ応援団だったはず! 応援を評価する部門あれば、株式会社Fusicが金メダルです(笑)
 
で、世界マスターズ水泳選手権での結果は
前置きが長くなってしまいましたが「世界マスターズ水泳選手権」の結果は、目標としていた入賞の賞状を、2種目で獲得することができました!
 
世界中から集まった外国人選手たちと競い合うという、人生過去最高の緊張と興奮。
外国人選手たちのフィジカルに圧倒されながらも、最高のレース体験でした!
 
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100mバタフライ(45-49歳区分)7位入賞
大学水泳部の後輩と共に入賞を称え合う
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50mバタフライ(45-49歳区分)8位入賞
大学水泳部の後輩たちも多数入賞
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100m自由形(45-49歳区分)16位
40代後半でも鍛え抜かれた肉体の選手たち
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50m自由形(45-49歳区分)18位
レースを終えて記念写真
 
本音を言うと、極度の緊張とプレッシャーからベストなパフォーマンスが発揮できず、タイムはまったく満足いくものではありませんでした。本来の力を発揮できていれば、もっと上位を狙えたので悔しさも残ります。
 
とはいえ、入賞した事でこれまでの長年の努力が報われ、家族や友人、社内の皆さんからの期待や応援にもこたえられたのでホッとしています(汗)
 
大会期間中、世界中の水泳選手たちと競うだけでなく、交流するという夢のような時間を過ごすことができましたが、大会終了と同時に、世界マスターズ水泳選手権ロスに・・・心にぽっかりと穴があき、燃え尽きました(笑)
なので「大会後は、しばらく水泳を離れてゆっくりしたい!」と宣言していたのですが、世界マスターズ水泳選手権を通じて交友を深めた海外や国内の選手たちとSNSで再戦を誓ってしまい、さっそくトレーニングを再開しています。
 
次のターゲットは、2023年11月に開催される日本マスターズ水泳スプリント選手権でのメダル獲得。全国から集まるライバルたちと競い合うのを楽しみに頑張ります。
そして2025年にシンガポールで開催される世界マスターズ水泳選手権を視野に入れ、ひとりで遠征して困らない程度に英語の勉強も始めたいところです(笑)
 
最後に、Fusicでは水泳部を設立したいので、水泳経験者の入社をお待ちしています!
私のようなガチ選手ではなく、エンジョイで十分です。
一緒にマスターズ水泳大会に出場しましょう♫
 


 
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