みなさん、現場見てますか?
先日、Fusic社内の勉強会で読んだ「破天荒フェニックス」の中で、オンデーズ社長の田中さんが店舗など現場をよく見て回ってビジネスの改善を積み重ねていったという話に感銘を受けて、あるお客様に「現場見させてください!」とお願いをしました。
そのお客様は、「南福岡自動車学校」様(以下、ミナミさん)。
あのカメライダーのアジトです。
座学の学科教習を受講するために教習所に通わなくてはならないというのは今は昔。ミナミさんでは、学科教習をオンラインで受講することができます!Fusicがそのオンライン学科配信システムを開発させていただいております。
今回は、岡部、岡嵜、賀来の3名でお邪魔しました。
目的は、
- 私たちが開発しているシステムが使われている現場を見ること。
- 実際に使用されているユーザー様の声を聞くこと。
- そのシステムに関連するシステム外の処理を見ること。
このような感じのことを、事前にミナミさんに送っていたのですが、それを圧倒的に凌駕するTSUNAMIのようなカリキュラムを用意してくださっていました。(感謝 x 2)
現場見学スタート!
到着すると、大きなホールに我々の席が用意されていて、普段開発でコミュニケーションしているスタッフさん全員 + αの方々が、オールスター並みに勢揃いされていました。中には普段は大分県からリモート勤務されているスタッフさんもわざわざ福岡に🙇。しかも各席にはパンフレットや会社紹介の数々や飲み物まで用意されている!
しょっぱなからワクワク感が止まりません。

この会場で加治屋さんから会社のご説明を受けました。
数年前まで地域の一つの自動車教習所だったミナミさんが他の教習所さんにシステムやコンテンツを販売するようになったり、ドローン教習を導入するなどなど、変革していった挑戦の概要などが垣間見えました。
一日教習生体験(教習の現場見学)
なんと我々3人のために対面の学科教習を再現してくれました!
教壇に立ってくださったのはさかな先生。僕が免許取った時の授業とは段違いのポップさとわかりやすさ ✨さかな先生は「もしも居眠りしている教習生がいたら?」の質問に「起きるまでその人の隣に座って授業を続ける」という、ある意味でチョークを投げられるよりも怖い指導員Tipsまで教えてくれました。
ちなみに今はほぼ全ての学科がオンラインに移行しているので、対面での学科は現在では一部の特殊学科を除き行われていないそうです。


近くのおしゃれカフェでお昼をいただいたあとは、なんと技能教習体験。つまり、車の運転ですw
運転なら、交通マナーが悪い都道府県3位の福岡県で鍛えられている我々(*)。教習所内の守られた空間なんて余裕だぜ!と思っていました。
が、しかし。

- 教習所という非日常空間
- S字/クランクという難関ポイント
- ビジネスパートナーとはいえ、元カリスマ指導員でアメとムチの使い分けが天才的と評判の金城先生が同席
という状況下で、結構緊張しましたw。
個人的にずっとやってみたかった、助手席でブレーキを踏むという体験できてよかったです。見事に同僚が発進するのを阻止することに成功しました。
金城先生に聞くと、実際ちょいちょい助手席でブレーキ踏むそうです。
(*)筆者は個人的には同意しないです。大分県(19位)の方が怖かった。。
システムの現場を見学
その後、オンライン学科システムの定期処理がある時間になり、担当スタッフさんであるちゃみあんさんの元へ。



僕らが、普段開発で見慣れている画面を、実際のユーザー様が使っているのを見るのは初めて!
教習生の受講情報の管理業務では「デジタル化を進めたい!」という現場の思いがありつつも、法律や警察の厳格な管理下にあるので、紙とはんこも残っています。その紙とシステムとが、どのように業務処理が結びついているのかも学ぶことができました。
やはり、聞いただけと実際に目で見るのとは雲泥の差。現場見られて本当によかった🤓
僕はミナミファンになってしまいました
最後にミナミさんで働くスタッフさんのお人柄の良さを強調しまくりたいです。みんなすごい笑顔が素敵で、優しくて、プロフェッショナルです。
ミナミさんの理念は「感性あふれる人を創る」。理念っていくら立派なものを設定しても実現するのは結構難しい印象ですが、ミナミさんに関してはこの理念をスタッフさん一人一人が見事に体現しているなと強く感じました。
仕事に対する情熱もアツい x 2。1質問すると10返ってくる様なアツさ(あくまでイメージです)。
上で出てきたスタッフさん以外にも、
気遣いの女神でどんな会話でも拾うバレーのリベロのようなサリーさん、
目の前に現れた子虫を両手で叩き潰すかと思いきや優しく包みこんで逃がしてあげるという「不殺(ころさず)の誓い」を貫く中原さん、
ランチを盛り上げるために来た!と参加してくださったキッシーさん、
韓国からリモートで顔を出してくれたルナルナさん、
ありがとうございます!
こんな素敵な人たちのために、モノを作らせていただいているということは幸せなことです!
システム開発もっともっと頑張りたいなと思います。
僕らは確実に「世の中をアップデート」できているかも!
こちらのお写真↓はさかな先生が学科教習デモで共有してくれた、ミナミさんを卒業された教習生様方のアンケート内容。この日のためにわざわざ整理してくださったようです。
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オンラインで学科が受講できてとてもよかった!という感想がたくさんあったとの共有を受けました。
Fusicのスローガンに「個性をかき集めて、驚きの角度から世の中をアップデートしつづける。」というのがあります。ミナミさんのドンドンドライブ(よりともさん、ぷーりーくんの学科教習動画コンテンツ)とドンドラオンライン(オンライン学科教習システム)は、まさにこれを体現していると思います。Fusicとしてもその開発に携われたことを実感し、とても嬉しくなりました。
これからもがんばるぞ!🐢