どうも、Shinshinです。
先日晴れてFusicオープン社内報をリリースできたわけですが、せっかくNotionで作ったということもあり、Notion側のお話をしても面白いのかなと思って今この記事を書いております。
とはいえどもNotionを使ったLPみたいな事例は最近は山ほどあるし、superだったりwraptasを使ってるわけではないのでキラキラしたUI自慢記事というよりかは、NotionにおけるWorkspaceの設計みたいな部分になります。
1. 設計においてまず考えたこと
Notionは誰でも自由に簡単にゴニョゴニョできるところが本当に素晴らしいんですけど、それは時として諸刃の剣だと思っています。
誰かが一生懸命設計したWorkspaceも、一つ操作を間違えれば誰でも一発で削除できてしまうことができるくらい自由性が高いのがNotionの特徴になっています。
これは「Notionを使うやつに悪い奴はいない」というNotionなりの「性善説」のようなものに基づいていており、Notionアンバサダーである僕もいろんなNotionユーザーと関わる中ですごく実感する部分です。
ただ、かといって設計者が何も気にせずに設計をしていいのかといえば、僕は答えはNOであると思います。
確かに誰かが一生懸命作ったWorkspaceを故意に消す人はいないと思いますが、誰かが誤って変更を加えてしまう・削除してしまうは至って起こりうる部分だと思っています。
なので、チームでNotionを設計する際には、UIの側面以上にUXをどうデザインするのかを設計者は頭に入れておきたいことです。
では、NotionにおけるUXはどう実現するのかを解説していきます。
2. ユーザーはNotion初心者だと思え
今まで色んな人にNotion教えたり自分で作ってあげたりしてきましたが、そこでの経験から伝えられる部分としては、
ユーザーにNotionを丁寧に教えるより、NotionをNotionだと感じさせないことの方が遥かに重要
だということです。
Notionを導入する際によく聞かれるのが、「メンバーにどうやってNotionを教えればいいですか?」ということですが、僕の感覚値では「自分がいくら頑張ってNotionを教えても、実際にそれを実利的だと理解し習得できるのはほんの一部」だということです。
なので、Notionをメンバーに習得してもらうというのは一見効果的に見えて、かなりのパワーを要するし、実になるのか分からない不確実性の高いプロセスなのです。
また、仮にメンバーがバリバリNotionを使えるようになったとて、結局のところ管理者の負担はそこまで軽減されません。それは結局ユーザーとしてのNotionの知識と管理者としてのNotionの知識は必ずしもイコールではないからです。
結局最終的には管理者(と、その周り数人)がNotionを知っておけば、他が全然知らなくてもチームとしてのNotion運用はできるのです。
ではそれを踏まえての、「NotionをNotionだと感じさせない」とはどういうことでしょうか?
それは次編でのお楽しみです。
Fusicオープン社内報に戻る