カテゴリー
Tech
Private
趣味
AWS
テキスト
投稿日
Nov 6, 2023
技術同人誌を書きました。(1年ぶり4回目)
11月11日(土)から開催される技術書典15というイベントで頒布予定です。
 
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書いている本の内容については自分のブログに書いたので、そちらを参照ください。
 
また、前作についてはこちらを参照ください。
 
オープン社内報では執筆の裏側を、もう少しカジュアルに書こうと思います。
(個人ブログとオープン社内報の立ち位置が逆転している気もするけど、たぶん大丈夫😅)

本の難易度

目次を見ていただくとわかる人にはわかるのですが、今回の本の難易度はかなり低めに設定しています。読者としても新入社員を想定しているので、AWSを使った開発を1年くらいしている人だと、この本から得られる新しい学びはあまりないかもしれません。
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今回もハンズオン形式の内容なのですが、Fusic社員からすると既視感のあるシステムが多いはずです。SlackのスラッシュコマンドやBotを題材にしていて、例えばNicole(社内ニコカレシステム)のスラッシュコマンドや、月初にExcelをいい感じに加工してくれるあのBot等の知見を1冊の本にしたイメージです。
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表紙のテイストを変えた

2020年から技術同人誌を執筆してきて、今回が4冊目となります。これまでの3冊と比べると表紙のテイストが変わっていることがわかります。
 
これは昨年の技術書典13の反省が活かされています。技術書典13の会場で実際に本を売っていて「女性の方にほとんど手に取ってもらえなかった」という課題に直面しました。万人が手に取りやすい表紙、ということで今回はAWS SAMの解説記事によく登場する「リス」を表紙にしました。表紙にちなんで「リス本」と呼んでもらえると嬉しいです。
 
絵はいつもの表紙担当者が書いています。手前味噌かもしれませんが、年々画力が上がっている気がする😯

印刷代の話

技術同人誌の印刷にどれくらいお金がかかるか、ご存知でしょうか?
今回は以下条件で印刷して52,790円でした。
  • A5
  • 128ページ
  • 100冊
  • 20%割引期間中の入稿
加えて、11月12日(日)には東京に遠征するので、飛行機代や宿泊代も合わせると10万円程度の費用が発生しています。
ちなみに、1000円の本を1冊売って得られる利益は800円です。大きな利益を出すことは既に諦めていて、この本が多くの人に行き渡って、RubyでLambda関数を書く人が増えればいいなと思っています。

本当はIoTについても触れる予定だった

本書は全5章で構成されているのですが、当初は6章構成となる予定でした。
6章には「IoTとサーバーレス」というテーマで、IoTボタンのバックエンドを作るハンズオンを書くつもりでした。しかし、執筆が進むにつれページ数が膨らんでいき、執筆期間的にもページ数的にも限界が来てしまったため泣く泣く6章を削ることにしました。
サーバーレスとIoTは親和性が高いので、次回作のネタとして取っておきます。

今後について

毎回、執筆終盤は命を削りながら本を書いている状態なのですが、脱稿後の達成感や本を手に取っていただいた方からのフィードバックが、次の執筆へのモチベーションになっています。
技術書典はおそらく来年も開催されるはずなので、執筆自体は続けていきたいですし、次回は社内からも複数人執筆者が現れそうな予兆もあるので、切磋琢磨しながら執筆できることを楽しみにしています👍
引き続き、執筆に興味がある人はぜひ自分にお声掛けください。

謝辞

最後になりましたが、本のレビューに協力いただいた毛利さん関口くん、本当にありがとうございました🙏
 
 


 
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