カテゴリー
DIY
Private
テキスト
投稿日
Jun 12, 2023
IoTチームの岡嵜です。
 
Fusicでは「半期目標」というものがあり、半期ごとに何かしら自分をアップデートすべく目標を立てています。 6月はちょうど期末ということで、お仕事はもちろん半期目標的にも追い込みの時期ですね。
 
さて、私はこの半期が始まるときに以下のような目標を掲げました。
 
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そして昨日無事にデスクが完成したので、製作過程をまとめます。
 
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これまでのDIY歴

自分は数年に1度くらいの頻度で、木を用いたものづくりにチャレンジしています。
前回は約1年前にベッドを自作しました。その時の記録もオープン社内報に残しているのでぜひ読んでみてください。
 

コンセプト

今回作るのは書斎デスクということで、どんなデスクを作りたいかを決めるところから始めました。
 
冒頭に書いた「YouTuberっぽい書斎デスク」について、私は以下のYouTube動画をイメージしていました。 「PCデスク」というキーワードで検索すると、似た雰囲気のデスクがたくさん表示されるはずです。
 
Video preview
 
特徴としては
  • ウォールナットっぽい色
  • 広い天板
  • 昇降式の脚
  • 机の上に無駄なものがない
といったところでしょうか。自分は上記に加えて「造作デスクかのような一体感」も実現したいと思いました。
 
これらのコンセプトを満たすべく、製作を始めました。

買い出し

デスクを自作するにあたり以下を買い揃えました。 基本的にカインズで買い揃えています。
しかし、今回のこだわりポイントを実現するための「ワトコオイル」が在庫薄でなかなか見つからず。 ホームセンター激戦区と言われる新宮町を飛び出し3件のホームセンターを渡り歩き、最終的には宗像までドライブすることになってしまいました。 予めAmazonで買っておけば良かったです。

材料

名前
説明
購入場所
おおよその価格
パイン集成材
天板に用いる。1600mm x 600mmのサイズでカット済み。
カインズ
10000円
ワトコオイル
天板の塗装に使う。
グッデイ、ビバホーム
1800円 x 2
昇降式の脚。安いモデルだと幅の上限が1200mmなのと、高さのメモリー機能がないのでこのモデルを選定。
Amazon
31000円(セール価格)
机の下の配線をスッキリさせるために購入
Amazon
2600円

道具

名前
説明
購入場所
おおよその価格
電動ドライバー
これまで愛用していたものが充電できなくなったため急遽購入。
カインズ
8000円
トリマー
天板の面取りをするためにレンタル。
カインズ
レンタル: 500円 + ドリルビット: 1000円

天板の製作

まずは購入してきた天板を紙やすりで磨くところからスタートです。子供にも手伝ってもらいます。
 
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続いて、面取りと呼ばれる作業をします。 買ったばかりの天板は端が完全な直角なので、このままデスクとして使用すると腕が痛くなったり跡がついたりします。 オフィスのデスクもしっかり端を研磨してもらって快適に使えるようになっていますね。
 
面取りは頑張れば紙やすりでもできるのですが、今回はトリマーという工具を用いました。 これを使うことで短時間で綺麗に仕上げることができます。
 
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面取りが終わったら塗装です。 ワトコオイルの説明書きにしたがって、乾燥させながら繰り返し塗っていきます。
 
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デスクの組み立て

天板が出来上がったところで、ここからは室内での作業です。
 
FLEXISPOTを組み立てていきます。 FLEXISPOTはめちゃくちゃ重く、1人では抱えることはおろか移動も困難なので、大人2人での作業が必須でした。
 
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ここで週末が終わった(実際には6/3(土)〜4(日)でここまで作業した)ので、机としては使用できる状態にして作業中断しました。
 
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配線

翌週末(6/11(日))、配線周りを整える作業をしました。
 
当初は以下のページのように天板に穴を開けて「配線孔」を設ける予定でした。
 
 
実は穴を開けるためにホールソーや配線孔キャップも用意していたのですが、 実際にホールソーで穴を開けるとなかなか綺麗には仕上がらないことが判明しました。 ここまで綺麗に仕上げた天板に醜い穴を開けるのは気が引けてしまいます。
 
そもそも穴を開けたいと思った動機は、「造作デスクのような見た目を目指すべくデスクを壁にピッタリ寄せたい」というものでした。 しかし、実際にはFLEXISPOTの脚が天板よりも数cmはみ出ていて、仮に穴を開けてもこれ以上壁に寄せられないという状況でした。
これが決め手となり、配線孔は設けず、デスクの奥の隙間を活用して配線していく方針に切り替えました。
 
購入したケーブルトレイを取り付けました。
 
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デスクの背面はこんな感じです。 デスクと壁の隙間は3〜4cmくらいといったところです。
 
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ちなみに両サイドはmm単位の隙間しかありません。 これ以上天板の幅が広いと、入らない・昇降時に壁に擦れてしまうといった問題に繋がっていたので、本当にギリギリのサイズでした。
 
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(おまけ)パームレスト

今回、トリマーを使った面取りの仕上がりに感動したので、手元にあった杉材(セリアで購入)もついでに面取りし、残ったワトコオイルを塗ってパームレストを自作しました。
 
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サイズ・色合いともHHKBに良く合いますね 👍

完成

というわけで完成です 🎉
 
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机を高くすることでスタンディングデスクとしても使用できます。 最近は「ミーティングのときはスタンディングで臨む」という縛りを設けて、お仕事をしています。
 
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まとめ

自作キーボードなどもそうですが、「仕事で使う道具を自作する」というのはエンジニアの嗜みの一つなのかもしれません。
お気に入りのデスクが出来上がったことでよりリモートワークが快適になりました。
みなさまもぜひチャレンジしてみてください!
 


 
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