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投稿日
Sep 16, 2022
こんにちは、 です!!
以前、こちらの記事「会社のみんなで田植えをしてきたよ 🍙 」で紹介した棚田の続編です。
棚田の企業オーナー制度では、月に一回メンテナンスに行くことが条件になっています。ただお金を出して田んぼを保有するだけでなく、農作業を通して、いとしまシェアハウスさんと一緒に棚田の保全活動をしていくことはとても意義あることだと思っています。
さて、今回は竹刈り!!
ゾロになった気分で、竹をバシバシ刈るぞー!!!煉獄竹切り!!!
うん?え、いや、お米のメンテナンスちゃうやん!林の保全活動すんの??
なんで竹刈るの???え、なんで??

目的を教えてくれないリーダー!!
そして当日を迎えることに。。。

なぜ竹狩りをするのか
竹刈りは稲架(はさ)をつくるためでした。
稲架とは、これでして、刈り取ったお米を乾燥させるために竹で組んだ支柱ですね。

だいたい2週間くらいこれで天日干しをするとのことです。
刈り取ってすぐ籾の水分は20-25%くらいなんですが、これだと水分量が多すぎるとか。
15%くらいまでになると、乾燥して籾が硬くなり、籾摺りのときに砕けにくくなります。
また保存にもよいと。
普段食べるお米のほとんどは、乾燥機という機械で自動化されていますが、
今回は昔ながらの製法で、稲架を使っての天日乾燥です!
機械と天日干しで何か違いはあるのか??
秋の優しい太陽の光と風でゆっくり時間をかけて、乾燥させると稲から栄養分が送り込まれ、美味しさが増すみたいです。
さて、竹切り!!
一同、竹林へ。

残暑が厳しい9月初旬。
太陽の下では、快晴の日差しが強くまだまだ暑かったですが、竹林は気持ちちょっと涼しい感じ。
あのね、竹ってめちゃくちゃ長いのよ。
10mくらいあるのよ。これ切って倒すって、結構危険で大変な作業よ。
稲架を作るには、6mの竹1本と2mの竹6本で1セットになります。
今回は、それを6セット作るとのこと。
えっと、、、6m6本と2m36本、、、42本、、いや多っ!!!
いやいや、いつもの米のメンテナンス作業のノリじゃないぞ、今回。
まずは竹刈りのレクチャーから。
倒したい方向と逆側からノコギリをいれます。
ギコギコして、残り1/3くらいになったら、倒したい方向へ押して、さらにギコギコして竹を倒します。
ギギギーー、バッシャーーん!って結構派手な感じで。

いや、文章にするとね、簡単なのよ。でも実際はね、危ないのよ。
10mくらいある竹って多分100kg以上あって、それが切り方間違えて足の上に落ちたら足ぐちゃぐちゃになるし、倒す方向間違えて、頭に直撃したら首折れるよ。
しかも割と密集した場所で作業してるから、余計に怖い。
タケギリっ!!
そして枝を切る作業、これもね、結構大変でして。
数が多い。枝の数がなんせ多い。


いい感じの竹探し、慣れない足場、ひたすらギコギコ、気づいたら汗だく。
汗だくというか、お風呂に浸かったんじゃないかレベルにびしょびしょになってました。
これみて!!
最大筋力で竹を支える筋の入った腕、ギコギコが高速すぎて画像がシャシャっ!!!ってなっちゃってる。煉獄タケギリ!!!!

この時私は、むかし現場でバイトしていた時のことを思い出してました。
現場終わらせて家に1秒でも早く帰るため、常にテキパキ作業する職人さんたち、、
作業に淀みがない、何年もかけて身に染み付いた動き、かっこよかった。
休憩で吸うタバコと缶コーヒーはいつになってもいい思い出。。。
タケギリっ!!

今回はそう、竹コップで飲む水ですよ!!
竹の風味がして美味しいとか、自然の中で、汗かいたあとは、そりゃうまいよね。
うん?ちょっと、竹太くない??口からこぼれちゃっているけど、、、え、大丈夫そっ??

さて、みんなで育てた稲穂は着実に育っています。
収穫が楽しみだなぁ。
大変な作業でしたが、この作業を通してさらにお米に対する愛着が湧いたような。。
お米作りの物語は、まだまだ続く。
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