公開日
Dec 21, 2022
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アンバサダーインタビュー
Update
NotionアンバサダーのhkobさんとTamuraさんに、アンバサダー活動やNotionの魅力について伺ってみました。
お二人は、毎週金曜日にYouTube Live「Notion座談会」を配信したり、Tamuraさんが主宰するコミュニティ「しゅふ会」にhkobさんが参加したりと、一緒にコミュ二ティ活動をしています。

プロフィール
小林弘幸 (hkob)
東京都立産業技術高等専門学校で教員をしている小林弘幸 (hkob) です。教員として学生に Notion を紹介する日々です。根っからのプログラマで、Notion のデータ構造に興味があって使い始めました。
逆引き Formula、逆引き Notion、Notion API ChangeLog まとめなどいくつかの情報を Notion で提供しています。また、Notion API を使ったいくつかのツールを提供しています。
2022年4月に Notion認定プログラムを取得しました。
田村理絵
こんにちは、初めまして!
たむらりえと申します。TwitterではNotionおばさんとして活動中です。企業に入ってNotionのオンライン導入や継続のお手伝いをしています。
Notionに関しては、基本的な機能はもちろん、外部連携サービスやツールにも興味があり、実際に使っています。
皆さんと一緒にNotionを盛り上げていきたいです!
今後ともよろしくお願いします。
—Notionを使い始めたきっかけを教えてください。
hkobさん:Yuka Ohishiさんの「まいにちNotion」のYouTube動画を見たのがきっかけで、タスク管理やプロジェクト管理などから触ってみました。
Tamuraさん:私は2019年頃に平野太一さんがNotionを紹介しているのを見て登録し、使うようになったのは2020年の9月ごろですかね。リレーションとかロールアップの記事を見てハマっていきました。
—これまでは、どんなコミュニティ活動をしていましたか?
hkobさん:いろいろな人から質問されることが増えたので、Formulaの逆引き辞典を作りました。
その後はAPIが公開されたので、活用法をブログで紹介していきました。
一番反響が大きかったのは「声でタスク登録をする」というもの。あとは「レシートの自動登録」です。しゅふのみなさんにはiPhoneで完結出来るものが好評ですね。
Tamuraさん:私は最初は使い方ではなく、ウィジェットやNotionに埋め込める外部連携ツールの便利情報を発信していました。TwitterでNotionに関するツイートを投稿し出したのは、2021年の9月だと思います。様々な人にNotionを教えるにあたって、アカウントを作って発信していくことにしました。
Notionが日本語化対応してからは、ただでさえ情報が多い英語に加えて日本語の情報も増えたので、追うのが大変です(笑)
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それから、2022年の夏には「Notionしゅふ会」というコミュニティを立ち上げました。Twitterで発信しているのはビジネスで利用している方が多くて、プライベートで活用しているしゅふや学生の発信は少なかったので、自分と同じような仲間が欲しくてはじめました。
参加者の方は、リレーションやロールアップを使い倒したり、Formulaでお子さんの学習管理の仕組みを自作したり、すごく活用していますよ。
—Notionアンバサダーに応募したきっかけは?
hkobさん:NotionアンバサダーのShodaiさん(@shodaiiiiii)に勧められたのがきっかけです。「アンバサダーになると、アンバサダー向けのSlackで海外の方の発信もキャッチアップしやすいし勉強になるよ!」と勧められたんです。
Tamuraさん:実は私もShodaiさんがきっかけです。アンバサダーは自己推薦で応募することは知っていたのですが、Shodaiさんに「自己推薦は無料だから絶対応募したほうがいい!」と勧められて応募しました。たまたまですが、結果的に私とhkobさんは同じタイミングの2022年4月にアンバサダーになりました。
2人で「Notion座談会」をはじめて2ヶ月くらいの頃です。
—定常的にアンバサダー2人で活動するのはめずらしいですよね。
hkobさん:最初は、いち視聴者としてYouTube Liveを見ていておもしろいのでたくさんコメントをしていたら「来週から出演してください」と言われて、出るようになりました(笑)
Tamuraさん:最初は配信頻度も決めていませんでしたが、やるならちゃんと曜日を決めよう!と話して毎週金曜日に配信することにして。2022年12月21日現在、#40 まで配信しています。

—配信やイベントは継続するのが難しいと感じる方も多いと思いますが、継続のコツは何でしょうか?
Tamuraさん:継続の努力をしているというよりは、お互いが募らせている「Notionについてキャッチアップして話し合いたい気持ち」をYouTube Liveで流しているだけの感覚です。他に周りに話せる人がいないので(笑)
hkobさん:金曜の朝にNotionから新しい機能が公開されがちなので、その夜にNotion座談会をやるとホットな話題を話せるのもいいですね。
Tamuraさん:それから家族がいたり忙しい方が多いので、ライブ配信にすることで編集や収録の負荷を減らすようにしているのと、「辛いときは休みましょう」と決めています。ゲストもよくお呼びしますがみんないい人たちなので、快く引き受けてくれて助かっています。
—Notionコミュニティでは、互いのコンテンツやイベントに参加し合う空気がありますね。
hkobさん:お互いが足りない部分を補完し合っているのかなと思います。例えばAPIが強い人、外部ツールに強い人などNotion好きの中にも様々な得意分野を持った人がいます。Notionというサービスを核にしていろんな方向からつながっているので、出演し合ったりもするんでしょうね。
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Tamuraさん:あとはやっぱり周りに同じ熱量や知識で話せる人が少ないので、口に出して話したい人が集まっていると思います。
—hkobさんは、APIを活かしたアイディアをすぐに実装して試していますよね。
hkobさん:シンプルに「新しいものを作ってみたい!」という気持ちと、「誰かの役に立てるかな」と思ってやっています。
自分のやりたいことよりも、誰かの困りごとを解決するのが好きなんです。
そういう意味では「しゅふ会」はアイディアの宝庫。やりたいことや困っていることをたくさん教えてくれるからやりがいがありますよ。
Tamuraさん:hkobさんは、しゅふ会で動かないFormulaの相談に乗ってもらったりしています。Web業界などに勤めていない人は、なかなか「Notionに詳しいエンジニア」との接点はないので「しゅふ会」にhkobさんがいる安定感はすごいです。
hkobさん:私はネタをもらって、またブログが書けるのでありがたいです。

—今後はどんな活動をしたいですか?
hkobさん:今、Notion APIに関する本の執筆をしているので、無事に出版できるように頑張りたいです。
Tamuraさん:「Notionサポーター」という、Notionについての相談などを受け付けている方を紹介するページの運用もしているので、「Notionしゅふ会」とのコラボなどもできたらいいなと思います。
—最後に、お二人にとってのNotionの魅力を教えてください。
Tamuraさん:Notionを使う人が、それぞれカスタマイズできるところです。
hkobさん:まさにレゴブロックみたいな。それからサポートしてあげるとレゴとの組み方がうまくなるのも良いですね。普通、人にソフトウェアを勧めても「使い方」は決まってることが多いですが、Notionはその人に合わせて自分なりのものが作れるのが魅力だと思います。
あとは困っていたら、誰かが助けられるというコミュニティの存在も素敵だと思います。
—hkobさん、Tamuraさんありがとうございました!
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