公開日
Aug 31, 2021
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イベントレポート
Update

Notionと深い関わりのある都市・京都で、リアルイベントを開催
Notion Kyoto Communityとは?
京都を活動拠点にNotionを知りたい、語りたい、活用したい人たちが集まるコミュニティ。Notion初心者の方から上級者の方まで誰でも大歓迎です。
2021年8月6日、Notion Kyoto Communityは4回目となるミートアップを開催しました。これまではオンラインで開催していたのですが、今回は初のリアルイベント。感染対策を徹底し、総勢24名のNotionユーザーが会場の京都経済センターに集結しました。イベントの最初には主催の柳本頌大(やなぎもと しょうだい)さんが登場。
柳本さん「はじめまして。今回のイベントの主催をしている柳本と言います。京都生まれ、京都育ちです。普段は、会社の経営や大学の研究員をしています。そして2021年1月からNotion Kyoto Communityのオーガナイザーや、アンバサダーとしてNotionを盛り上げる活動もしています。」

柳本さん「今日のイベントの流れを説明しますね。はじめに、東京からNotion社員の西さんに話をしていただきます。その後は、お2人のNotionユーザーからNotionを使った組織運営を語ってもらい、最後はクイズ大会に交流会、と盛りだくさんの内容です。まず、東京の西さん、お願いします!」

西「はじめまして、Notionの日本第1号社員の西と申します。今日はリモートで東京から参加させていただいています。私からは京都とNotionの関係をお話しさせてください。。実はNotionは京都と深い関わりがあるのですが、みなさん、ご存知ですか?」
柳本さん「(会場を見渡し)手が挙げているのは・・・半分もいないですね(笑)。」
西「Notionは、Ivan Zhao(アイバン・ザオ)とSimon Last(サイモン・ラスト)によってサンフランシスコで生まれました。会社を設立して3年目くらいに、会社に危機が訪れ、全てをリセットするために2人は飛行機に乗り、京都に向かいました。家を借りて、そこで職人さんのこだわりやホスピタリティーに感銘を受けたそうです。アイバン曰く、『京都滞在がNotion再生のきっかけ』だったそう。」
西「そして、ここでお知らせがあります。これからNotionを始めようという方に向けて、日本語字幕付きの動画を28本、リリースしました!どうやってNotionを始めればいいの?と相談いただく方も多いので、この動画を活用し、ぜひ学んで欲しいと思っています。ページやWikiの作り方など詳しく解説しているので、ぜひ活用してくださいね。」

Notionを活用した組織運営とは?
柳本さん「西さん、ありがとうございました! 続いて、これから2人の方にNotionを活用した組織運営について、お話をしていただきます。まずは伊藤さんから。」

伊藤さん「伊藤拓也(いとう たくや)と申します。普段は、京都・大阪を拠点にする建築系のスタートアップ企業ArchiTechで代表取締役を務めています。2020年12月にNotionを知り、その月のうちに自社で導入を決め、もはやNotionがないとまわらない組織になってしまいました(笑)。
Notion導入前の組織課題は、情報の散在。情報管理ツールが複数あったので、新しい社員が入ってきても、情報を探せない状態になっていました。また階層構造を飛び越えてデータを結びつけられないので、情報がどこにあるか分からない・・・。情報を一元管理し、さまざまなツールに分散することを避けたいと思っていました。」

伊藤さん「そこでNotionで会社の情報を一元管理し始めました。今では分散した情報を一つにでき、もし欲しい情報をすぐに見つけられなくても、クイック検索ですぐにたどり着けます。結果的にツールの数を減らし、情報の蓄積はNotionで行い、連絡はチャットツールという状態になりました。思わぬ産物として、情報をNotionで貯めていこうという組織文化が生まれました。面白い情報を見つけたらNotionに入れる、気になる記事があればNotionにwebクリップする。このように情報を貯める習慣が社員に根付きました。Notionは情報管理ツールとして使っていますが、同時に組織文化を開拓できるツールでもあるんです。」
柳本さん「ありがとうございます。便利なだけでなく、情報を集約する組織文化が生まれたのは面白いですね。続いては京田さんです」

京田さん「みなさん、こんにちは。ジェトロ京都の京田ジョセフと言います。ジェトロ京都は、外国人起業家の方が日本でビジネスを行う際の際の支援をする独立行政法人です。私自身はスタートアップビザコンシェルジュとして、ビザ申請の窓口業務を担当しています。
私たちはNotionを以下の用途で使っています。
・名簿管理
・Wiki
・サポート状況の進捗管理
・プロジェクトログ
・タスク管理
・Webサイト情報管理
・議事録
Notionを使うことで、組織横断での情報の”見える化”が達成できました。導入前はタスクの進捗をリアルタイムで把握できずにいたのですが、今は誰でも情報にアクセスできるようになりました。また、”見える化”を進めたおかげで業務の引き継ぎが楽になりました。」

京田さん「Notionの良いところはさまざまなビューで情報を見られること。例えばカンバンビューでタスク管理をし、細かい情報にタグを入れれば、情報がひと眼で分かります。おかげで何も知らない人が見ても、現状どうなっているかがすぐに把握できるんです。今後は、共有権限分けを細かく設定し、情報管理を徹底していければと思っています。」
柳本さん「行政の方がNotionの使い方を発表するのは、珍しいかと思います。貴重な発表をしていただき、ありがとうございます。」
何問分かる? Notionクイズ
柳本さん「それでは、これからNotionクイズ大会を始めたいと思います。4択の中から正解を導き出してください。」
※当記事では、イベント時に出題された問題から抜粋して紹介。
1問目:Notionを作っている会社の名前は?
- Notion Software
- Notion Technologies
- Notion Labs
- Notion Connects
2問目:Notionで働いている職員は何人?
- 約30人
- 約50人
- 約80人
- 約100人
3問目:Notionにまだ実装されていない機能はどれ?
- モバイル対応
- API連携
- オフラインモード
- タイムラインビュー
4問目:パーソナルプロのプランを利用すると、履歴の保存は何日までできる?
- 14日間
- 30日間
- 60日間
- 180日間
5問目:Notionで埋め込みができないツールはどれ?
- Googleマップ
- Googleドライブ

答え合わせ
✅ 1問目:3. Notion Labs
✅ 2問目:4. 約100人
✅ 3問目:3. オフラインモード
✅ 4問目:2. 30日間
✅ 5問目:2. Instagram
今後の目標は「情報発信とファンを増やすこと」
Notionユーザーのみなさんは、何問、正解しましたか?
クイズの後は、交流会へ。参加者からは、「難しかったけど楽しかった!」「Notionの会社のことを知る機会がなかったので、新鮮でした」といった感想が出ました。主催した柳本さんは、「これからも京都からNotionの魅力を発信し、Notionファンをどんどん増やしていきたいです」と目標を語りました。Notion Kyoto Communityは今後も、イベントを開催し、親睦を深めていく予定です。ちなみに、日本国内ではコミュニティは現在、京都を含め6団体あります。興味が湧いた方は、以下の各団体のサイトをチェックし、コミュニティに参加してみてください。
他のコミュニティ情報はこちら!(アルファベット順)
Notion Fukuoka
Notion Kyoto
Notion Niigata
Notion Tokyo
Notion Sapporo
Notion Sendai
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